半信半疑の方へ
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このページに書いてあること 1) 半信半疑なのは当然 2) 確信を得る唯一の方法は理論的検証 |
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ここまで読まれた方は、HV固体イオンキャパシタ(HV-SIC)の可能性は理解していただいと思いますが、
一方で、「本当なのか?」、「この手の話は眉唾物が多い」、「そんなにすごいなら何故今まで誰もやっていないんだ」と思っているのではないでしょうか?
至極当たり前の感想だと思います。 「自分を信用してくれ」などと言うつもりはありません。また、残念ながら実験データで高エネルギー密度を実証するまでには至っていまん。 このような状況で、本物か偽物かを判断していただくわけですが、それには我々理系の共通言語「理論」を使うしかありません。 この時に重要なのは、提案者の独自理論ではなく、皆様が大学の学部で習われた理論の範囲内でHV固体イオンキャパシタ(HV-SIC)の実現性が検証されることです。 学部教育で教える理論には誤りはありません。 そこで契約を完了した企業では、電磁気学、材料工学、誘電体物理、電磁界解析、電気化学の社内の猛者を集めてください。 彼らの前で技術情報を全て開示しますので、その中の理論の部分について社内で喧々諤々の議論をしてください。 その結果、理論が正しければ後は技術的な課題なので、いつかは必ずできるということになります。 逆に理論が間違っていたら、いくら努力しても決してできないので研究投資はすべきではありません。 HV固体イオンキャパシタ(HV-SIC)の理論は、既に実験的に検証されています。また、筆者は30年以上、誘電体やキャパシタの分野で基礎研究を行ってきています。 数人の企業の研究者が数日検討した位で覆るような提案はしていないつもりです。 しかし、万が一、理論的な欠陥が発覚した場合、即座にこのWEBサイトを閉鎖し、誤りを指摘した企業には契約金を返金することをお約束します。 理論が正しいことが確認されたら、図1に示すように、電磁界解析を行ってください。市販の汎用ソフトなら何でも良いです。 これで理論が再現されれば、理論検証のための実験をしてください。 それで実験でも理論が検証されたら、300Wh/kgを目指して本格的な開発を始めてください。 | ||
![]() 図1 技術開発の流れ | ||
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「そんなにすごいなら何故今まで誰もやっていないんだ」という質問に答えるのは難しいです。
皆さまが何かの仕事で成功を収めたとき、「なんでそんなことを誰もやっていなかったのか」と聞かれても答えようがないと思います。 この点について自問自答した結果、いくつかの解答が見つかりました。 それを全てまとめるなら、答えは「日本人が日本でやったから」というしかありませんでした。 | ||
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